製造業では開発/設計、購買、製造、販売、そして販売後のアフターフォローまで含めた業務の生産性の向上と業務効率を高めることが企業全体の競争力を高めますが、このような状況において、各部門で頻繁にやりとりされているのが、生産管理システムなどで生成された受発注データの他に見積書、発注請書、納期報告書、修理依頼書といった様々なフォーマットのFAX文書が日々やり取りされています。 昨今は特定の取引先との間でEDIを利用した電子取引もさかんに行われていますが、FAXによる取引もいまだその利用ボリュームは大量で、送信先または配信元も多岐にわたります。このように製造業において必要不可欠なFAXの業務プロセスを効率的かつ生産性の向上をサポートするのがオープンテキストのFAXソリューションです。
大手家電メーカーの修理業務を事業とした子会社A社は日々全国の販売代理店よりFAXによる修理依頼を受け付けていました。様々な製品を提供しているこの企業は毎月約20万ページもの修理依頼受付や進捗状況の報告、そして完了報告書の送信にFAXを利用してきました。 しかしこれまで利用していたシステムでは、サーバーの管理やFAXの送信確認、そして未達先への再送信に時間がかかりすぎてしまい、再送信が翌日になってしまっていました。
A社は上述のFAXシステムの刷新においていくつかのベンダーから提案を受けました。 その中からこれまでの取引実績を含めたFAXサービスの信頼性、そしてコスト面において選ばれたのがオープンテキストのFAXソリューションでした。 25年以上にわたり国内で多数の企業をはじめ官公庁での導入実績や、国内でも屈指の大企業A社の別部門での取引実績、そして運用コストを比較して最終的に選ばれたのでした。
オープンテキストのFAXソリューション導入後は、修理受付、進捗報告、修理完了報告書をすぐに確認できるようになり、これまで翌日に行っていた未達先への再送信もすぐに行えるようになりました。これにより業務効率も大幅に改善され、お客様の顧客満足度の向上にもつながりました。